災害時・防災用の給水タンクなら、信頼と安全の「みずがめ君」のコラムページです。

台風15号により被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。

近年では、台風やゲリラ豪雨など急激な河川の増水や道路の冠水などが全国いたるところで突然起こるようになってきました。

国土交通省では、タイムラインという防災行動計画を整理しそれぞれが立案することを推奨しています。詳しく、タイムラインとは、災害の発生を前提に、防災関係機関が連携して災害時に発生する状況を予め想定し共有した上で、「いつ」、「誰が」、「何をするか」に着目して、防災行動とその実施主体を時系列で整理した計画です。国、地方公共団体、企業、住民等が連携してタイムラインを策定することにより、災害時に連携した対応を行うことができます。

今回ご紹介するのは、マイ・タイムラインです。マイ・タイムラインは私達住民一人ひとりのタイムラインであり、台風の接近やゲリラ豪雨などによって河川の水位が上昇したり、住宅付近の道路などが冠水したりした時に、自分自身がとる標準的な防災行動を時系列的に整理し、とりまとめるものです。 時間的な制約が厳しい洪水発生時に、行動のチェックリストとして、また判断のサポートツールとして活用されることで、「逃げ遅れゼロ」に向けた効果が期待されています。

どのように作成したらよいかわからない場合は、「小中学生向けマイ・タイムライン検討ツール　～逃げキッド～」が、国土交通省　関東地方整備局　下館河川事務所ホームページからダウンロード可能です。

http://www.ktr.mlit.go.jp/shimodate/shimodate00626.html

いざ、台風や豪雨が来てからではどのような状況になったら、どういう行動を取れば良いのか冷静にかつ、的確に判断することは非常に難しいと思います。一度作成して、家族などで確認しておくことが「逃げ遅れゼロ」につながるはずです。（2019年9月21日）

出展：国土交通省　関東地方整備局　下館河川事務所ホームページ

　　　国土交通省ホームページ　タイムライン