災害時・防災用の給水タンクなら、信頼と安全の「みずがめ君」のコラムページです。

ゴールデンウィークが終わったと思ったら、不安定なお天気の日が続いています。沖縄地方はすでに梅雨入りし、関東甲信地方の梅雨入りは前年並み、梅雨明けは前年より早めという予想もでています。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
季節柄、天気予報や気象情報が気になりますが、雨の日が多くなると様々な災害のリスクが高まります。梅雨前線の活動が活発化して大雨をもたらすことにより、がけ崩れなどの土砂災害や、道路・建物への浸水、川から水があふれる洪水も発生することがあります。毎年、大雨が降る中、田畑や農業用水路の見回りに出向き、転落して水にのまれて死亡してしまう事故が多発するそうです。特に農家の方は、心配で見回りしたい気持ちもあると思いますが、水かさが増している用水路などには絶対に近づかないようにしていくださいね。
現在では、スマホなどで自分がいる場所の詳細な気象情報をすぐに確認することができます。また、自宅にいる場合は地域の防災無線なども活用し、こまめに情報を更新することが重要です。特に大雨警報が出るような場合は、刻一刻と状況が大きく変化します。大雨の災害から身を守るために、日ごろから自分の住んでいる所の避難場所を確認しておき、早め早めの避難行動を心がけましょう。
そして、雨が止んだ後にも注意が必要です。梅雨時には、雨が降っている間は寒さを感じるほど気温が下がったり、雨上がりに急激に気温が上昇したりすることも珍しくありません。さらに、気圧の乱高下が続くと肩こりや偏頭痛がひどくなったり、湿度が高くて疲れやすくなったりと、体やメンタルヘルスへのストレスが大きくなります。不安定なお天気が続く今の時期は、バランスの良い朝食をしっかり摂って、晴れ間があれば軽い日光浴をして、夜はぬるめのお湯にゆっくりつかって心身共にリラックスし、睡眠を充分にとって、自分をいたわる時間を大切にしたいものです。セルフケアも、早め早めの対処がその後の健康状態に大きな影響を与えます。ご自身の心と体を大切にしながら、不快な梅雨時期を健康にお過ごしください。

（2022/5/27）